2009年3月19日木曜日

就職の難しさ

 金融危機の影響をストレートに反映して、雇用情勢は一段と厳しくなっている。厚生労働省の昨年末の発表では、雇い止めや期間途中の契約解除による解雇などで、ことし三月までに職を失う非正社員が全国で八万五〇〇〇人にのぼるとの見込みを明らかにしている。また、昨年一一月の有効求人倍率は、〇・七六倍となり、二〇〇四年二月以来の低い水準となった。
 完全失業率も、同月は三・九%になり、三カ月ぶりに悪化に転じた。完全失業者数は、前年同月より一〇万人多い二五六万人。このうちリストラなど会社都合による失業者は、前年同月比六万人増の六五万人、自発的な離職者は九四万人だった。

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