2009年3月28日土曜日

テレビを利用したインターネットの利用

インターネットは上述のようにパソコンや携帯電話による接続が一般的であるが、テレビ受像機を表示装置とした接続も行われた。リビングでインターネットが楽しめるという触れこみで、1996年ごろから家電各社はウェブブラウザや電子メールクライアントを搭載したテレビを発売した。しかし、当時の回線環境が貧弱であったこと、インターネットへの接続が非常に個人的な行為なこと、テレビに付属のインターネット機能がすぐに陳腐化することなどのために、このようなテレビはほとんど売れなかった(代表例として三洋電機のインターネッターがある)。
また、テレビにインターネット接続用の外部装置(セットトップボックス)を取り付けるという試みも行われた。「webTV」などインターネット接続専用の装置が発売され、ドリームキャストやピピン@といった一部のゲーム機もインターネットに接続する機能を有していた。ドリームキャストについては、新しい遊び方の提案としてある程度の成功をおさめた。

0 件のコメント:

コメントを投稿