2009年3月20日金曜日

インターネット利用の問題点

 インターネットを利用する場合における問題点も表面化しつつある。大阪教育大学の教育情報リンクリスト「インターネットと教育」の調査結果からいくつか探っていく。

 受信する場合の問題点を見てみよう(次のグラフを参照)。この中で注目すべきは、「役に立たない情報が多く有用な情報が埋没」(31%)、「情報が一般向けで教育用でない」(20%)、「必要な情報が存在しない」(19%)という点である。つまり、利用可能な教育・学習情報が不足している、ということである。

 数学に関するWebページについてみてみたが、こうした情報量の絶対的不足は数学に関しても(特に数学に関しては?)おおいに当てはまるところである。問題点のトップにある「ネットワーク設備」をはじめとする設備面での環境は、これから急速に整備されていくことが予想される。そのとき、本当に必要な情報が得られるかどうか。そうした教育のための1次情報を急いで整備していく必要があろう。このホームページもその一翼を担っていくつもりであるが、道研や情報処理センター等の行政機関の負う責任は大きいといえる。

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